2006年03月31日
洗濯ハンガーの地位向上
【要約文】
生活臭あふれるプラスチックの洗濯ハンガー。日光のもとでは劣化は避けられず、数年毎に新しいものに買い替えを余儀なくされることに合点がいかなかった。丈夫でオシャレな洗濯ハンガーを求めて探した結果、ステンレス製のものを見つけた。少し高いがコレは一生モノだ。洗濯を干すという家事行為に喜びを与えてくれ、心理的にも満足できる商品である。
【コラム本文】
ステンレスのハンガー(洗濯物干し)を使い始めて5年が経った。これを使う前までは、一般的なピンクやらブルーのプラスチックの洗濯ハンガーを使っていた。当時はまだ団地暮らしだったから、体裁もあまり気にしていなかった。3階に住んでいたので、外からベランダを覗かれることもなかった。プラスチックは日光や風雨にさらされると劣化する。ピンチの色が白っぽくなり、そのうちにはずれる。貧乏性の私は、手持ちのひもを使って付け直す。これでしばらく使える。幾度かの季節が巡り、取り替えたピンチが粉吹き症状を呈している。手荒く扱うとせっかく干した洗濯物に粉がかかることがある。ほどなく枠が外れる。こうなったらもう買い替えどきで、あえなくお払い箱となる。周期的に買い替えなければならず、そのたびに、必需品とはいえ、ピンクやブルーの所帯じみたプラスチックのハンガーに300円の代金を払うことに納得がいかなかった。300円を高いと感じるか安いと感じるかは、洗濯ハンガーに対する、各人の価値観だろう(大げさかもしれないが)。私は、たとえ300円だろうと、納得のいかないものに払うのはためらわれた。
そんな洗濯ハンガー問題に悩んでいた私は、プラスチック以外のハンガーがないものか探した。そこで、見つけたのがステンレスのハンガーである。ステンレスのキラリと光るメタリックな美しさ。一目見て(といっても、インターネットの画面上)、次に買うのはこれと決めた。プラスチックハンガーが幾度かの修理を経て、務めを果たし終えた後に、それらは我が家にやって来た。高かった。単価が3500円。2つ買ったので7000円もの出費だった。一生ものの覚悟で手に入れた。たかがハンガーにと思うなかれ。これで買い替えなくてもすむのなら、よい買い物と言えよう。それが証拠に5年経った今も、外に出しっ放しにしているが、びくともしない。ぴかぴか、さんさん輝いている。
ハンガーに洗濯物を干すたびに誇らしい気分になる。洗濯物を干すというありふれた家事行為に、よろこびを与えてくれる画期的な製品だと絶賛している。生活臭がなく、見て美しい。洗濯物を干していなければ、吊るすオブジェだと言ってもおかしくない。もちろん洗濯物を干した状態でも、おしゃれだ。洗濯物も気のせいか高級なものが干してあるように見えてしまう。いつものパンツや靴下なのに。人に見られても、これなら生活感を感じさせないので、恥ずかしくない。
こんなに気に入って使っているハンガーであるが、ひとつだけ難点がある。それは重いことだ。今の洗濯干し場には屋根がない。だから、お天気をいつも気にかけていなければならない。曇っていても、雨が降らない限り洗濯物は外に干したいと思うのが、悲しいかな主婦の性だ。そんな日は空とにらめっこして、気をもんでいる。いつだったか出したり引っ込めたりに半日を費やしたことがあった。ただでさえ重いのに、洗濯物(それも乾いていないとより重い)の重量が加わるとなお重い。そんなときは重さと空が恨めしかった。でも重さ問題については解決の方向に向かっている。屋根付きの洗濯干し場を作るからだ。それさえできれば、このハンガーに関しての難点は何もない。もともとこれは、持ち運びすることを想定して作られていない。出しっ放しにしても劣化しないのだから。干す場所の受け入れ態勢が整っていないのが悪いのであって、このハンガーに非はない。まず干し場環境を整えることが先決だ。
商品参考:http://www.zakkers.com/sentaku/sen_01.htm
【アドバイス】
高くてもいいモノを長く大切に使いたいと考える人にオススメします。洗濯ものを干すというありふれた家事を、楽しみにかえてくれます。難点を言えば、ピンチを開くときに指の力が要求されることです。プラスチックのように軽々とは開かす、少し力が要ります。
◆商品名 = ステンレスハンガーDL
◆販売元(メーカー) = 大木製作所
◆購入価格 = 3440
◆購入場所 = ネット、通販
◆購入した店名 = ZAKKERS
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