世の中は、さまざまブームによって支えられています。 たとえば、“スローライフ”“スローフード”“エコライフ”“リサイクル”など私たちの生活に直接関わりを持ちながら浸透している言葉がありますが、これも1つのブームから始まったものです。
これらのさまざまなブームの陰には、人と人とのネットワークが必ずあります。人が人を介して新しい情報や有益な情報を共有する、これがいわゆる口コミュニケーションなのです。 とはいえ情報が口コミを通じて広がっていくためには、何かしら原動力となるものが必要です。口コミ情報として広がりやすいパターンには、次のようなものがあります。
・「共有・共感パターン」 その商品の楽しさ、便利さを友人知人と共有したいという思いから広がっていく。写メールやプリクラ、かつてのポケベルなど。
・「体験・実感パターン」 商品をいち早く体験した人たちが周囲にその良さを伝えることで広まる。モニターによる体験レポートなど。
・「新しいもの探しパターン」 商品自体の目新しさにより、新しモノ好きの間に広まっていく。
・「入手困難パターン」 「期間限定」「地域限定」など発売が限られ、簡単に入手できないという状況が原動力となって広がっていく。
・「ライフスタイル憧れパターン」 新しい価値観や習慣を提案する商品が、実際にそれを使用している人たちのライフスタイルに対する憧れや共感などから広がっていく。携帯電話、ハイブリッドカーなど。
・「謎解き発見快感パターン」 商品自体に何らかの隠された秘密があるとき、それを探す楽しみや、見つけたときの快感がエネルギーとなって広まる。
・「海外人気話題パターン」 海外でヒットしたことが伝わり話題となるパターン。映画や海外ドラマなど。
・「不安・不満解消パターン」 環境問題や健康への不安を刺激し、それに対する自衛策として広まる。健康食品など。