何かを購入しようと思っている時に、消費者の求める情報は、使用体験者の生の声ではないでしょうか? CMや雑誌の広告などで商品やサービスのメリットしか謳っていない広告を鵜呑みにする消費者は少ないでしょう。
また、インターネットの家庭への急速な普及が、個人の必要な情報の取り出しや比較などを容易にし、またメールやチャット、掲示板、ウェブログ、メーリングリストなどを使って個人の情報発信も容易にしました。 そのため、コミュニティサイトなどで、商品やサービスの自己評価を発表したり、他者の評価を閲覧することも簡単にできるようになりました。
そうした使用体験者の声を気軽に見聞きすることで、同じ視点、価値観をもった意見の交換こそ消費者が本当に求める情報なのです。そして、その情報が消費者の購買行動に際し、意思決定の拠り所となり、企業イメージ浸透の重要な要素になると言えます。
一方的に情報を提供する広告が氾濫する中、売る側と買う側の双方向からコミュニケーションが図れる告知手法が求められています。現在の日常生活は、商品やサービスの過剰供給により、類似品が溢れています。このような状況から、マスメディアで商品やサービスを認知しても、そこから興味や関心、そして購買へと結びつく割合が以前に比べ減少しているのかも知れません。
「より自分にとってベストな選択をしたい」という消費者心理が高まっている状況から消費者購買行動における口コミの位置づけは、益々重要性が増していると言えます。